2015年12月08日
モリードゥーカー ガール・オン・ザ・ゴー NV
モリードゥーカー ガール・オン・ザ・ゴー NV
モリ―ドゥーカーから新しくリリースされたスパークリング・ホワイト。ワインメーカーのサラが青春時代を謳歌していた10代だったころがモデル。
ヴェルデホを使用したとてもユニークなスパークリング。デリケートできめ細かいフローラルなアロマとトロピカルフルーツのフレーバーがヴェルデホの素晴らしさを引き出している。シトラスやパイナップルの香りの中にクリーミーなヴァニラが微かに感じられる。シャンパンとは違う感覚のスパークリングを楽しめる。



色 スパークリング
品種 ヴェルデホ
アペラシオン マクラレン・ヴェール
ワイナリー モリードゥーカー
アルコール度数 14%
醸造
4月に収穫。フルーツ・ウェイトも申し分なく、モリードゥーカーの扱う唯一の白ワインの品種ヴェルデホのスパークリングとしてふさわしい品質。1/3は樽発酵。2/3はタンクでの発酵御、67%アメリカンオーク樽(新樽)、33%はフレンチオーク樽(新樽)で熟成。
ブドウ栽培
ブドウはマクラーレン・ヴェールのジェムツリーヴィンヤードのものを使用。1月の暑い日差しと2月の雨はブドウの生育に最適な気候に加え、3月の気温も20度台真中で、完璧な完熟を迎えました。キャノピーも程よく成長し、風通しが良かったので、果実もとてもきれいです。
生産国 オーストラリア
地方 南オーストラリア
ワインスペクテイターでは設立以来すでに2 度もTOP10 入りし、平均94 点の高得点を打ち出しています。2014 年、「カーニバル・オブ・ラブ2012」は第2 位に輝きました。これらの輝かしい高評価を裏打ちするのは、彼らのワイン造りに対する徹底した手法です。モリードゥーカーのブドウは、スパーキー・マーキスが長年研究を重ね開発したマーキス・ウォーター・プログラム™の下に栽培されています。ここでは、使用するブドウは自社畑以外の契約農家でもこの方法を採用しています。周囲の畑より遅い収穫を迎える彼らのブドウは、成長段階から何度もマーキス・フルーツ・ウェイト™の検査を受け、その基準を満たしたものだけが使われます。マーキス・フルーツ・ウェイト™は独自の指標で、ワインの味わいを構成するコンポーネントを感じる以前に、舌の先から喉の奥まで滑らかな感覚が果実味で覆われる割合を表しています。品質に対する妥協を許さない彼らは、それぞれ設定した標準値を超えたものだけを出荷するため、常に安定した品質で、その結果が多くの高評価を得ることにつながっています。
左利きのワインメーカー夫妻、サラとスパーキー
写真家としてキャリアを築いていたスパーキー、両親がワイナリーを経営するサラが大学で出会い、二人合わせて1000ドルと大きな夢をもってワインビジネスを立ち上げたのが1991 年。バルクワインの生産者として成功しますが、ブドウの価格の暴落などでその成功は長く続きませんでした。その後新しいビジネスパートナーと「Marquis Philips」のブランドを立ち上げ、再度大成功を遂げます。ロバート・パーカーJrは「存在する赤ワインの中で最も価値のあるワイン。のんびり歩いてちゃだめだ、走ってでも集められる限りのボトルを確保しなくては! 」と絶賛しました。しかしビジネスは彼らが思い描いていた以上に大きくなり、サラとスパーキーはワイン造りを始めた当初の基本に立ち返り、自分たちで管理できる範囲の生産量に絞っていこうと決めました。2005 年に立ち上げたモリードゥーカーは、オーストラリアのスラングで“左利き”を意味します。自分たちのビジネスのすべてを家族みんなで楽しむため、ラベルの絵からネーミングまで細部にこだわり、その一つ一つに大切な思い出が込められています。
